前回の続き
さて、早速Landgraff Clean Boost(以降LCB)を作っていきましょう。
まずは基板製作~
今回はユニバーサル基板で製作します。
ユニバーサル基板での製作方法はこちらを参考にしてくださいな。
まぁ、今回くらい部品点数少なくて、レイアウトも小さければ一瞬で完成ですわ!
完成した基板がこちら~
どうです?小さいでしょ(笑)
裏面みたら分かりますが、前回記事で出してるレイアウトとは少し違います。
LED部分を抜いてるだけなので、回路に変わりはありませんので気にしないでくだせぇ。
今回はたまたま部品屋さんで見つけたポットを使います。
ポットの足が基板に刺さるように作られてるこんなヤツね。
普通のポットに部品の足付ける方法で問題ありません。
私が興味本位で使ってみたかっただけです(笑)
これ使ったおかげ?でMOSFETトランジスタがイナバウアーしてます。
スイッチ周りの配線はトゥルーバイパス配線して作ってくだされ!
配線方法がこちら~
とりあえず音出し
綺麗なブースト出ますね~。
ほとんど音色を変えずにボリュームを上げていくところはLandgraffサマサマって感じっす。アンプで歪みを作るならこういうブースター一発とかでもいいんじゃないでしょうかね。
もちろん歪みの前段に置いてゲインブーストとかで使ってもいい感じに鳴りますよ~。
でも全帯域がしっかりブーストされるんで上げ過ぎるとノイズまで増幅されてシャーシャー言うのでご注意を。
Bカーブで作ったのが原因なんですが、6~7辺りからグッと出てきます。9、10辺りまで回すと少し歪みますが、そこまで回す人は少ないでしょう。
また、ノブを回すとガサガサと音が鳴りますが故障ではありません。
回路的な話でガサガサと音がするんですけど、どうせほとんど回さないだろうし問題なし!
今回は別のエフェクターに仕込むためケースに入れてません。
サイズ的に1590Aに入るはずなんで、単体で使いたい人はこのままケースにぶち込んじゃいましょう~
1石エフェクターの魅力
私が自作エフェクターというものを知った頃、「自作を始めよう!」ってな本が出たんですよ。それがこれ。
初めて見る本はチンプンカンプン。
よくわからんけどとりあえず作ってみようってんで一番最初に紹介されてたヤツを作ったんですが、それが1石で構成されたFUZZでした。
驚きましたよね、こんな簡単な回路でギターがギャイィィィンって鳴るんですから。
一晩中遊んでましたよ(笑)
コンデンサの意味すら知らんガキんちょの私でもたった数個の部品で作れて、メーカーが製品化もしてる、そんな1石エフェクターってのはほんとロマンの塊みたいなもんですよ。
凝りに凝った回路で組んであるエフェクターよりも、1石エフェクターの方が売れてるなんてことがザラにあるから面白いんですわ。
今回LCBは部品点数や配線、基板の大きさやエフェクトの効きなんかも含めて、これから自作を始める方に超おススメな回路なんでぜひ作ってみてもらいたい逸品です!
さて、 次回は改造編。
作った回路をエフェクターに実装していきますよ~
ではでは~