どもども、いままで歪み系ばっかりやってきたんですが、なんか無いかな~とネット徘徊してると発見!
今話題のEarthQuaker Devices(EQD)が手掛けるディレイペダルの回路図が出てきたんでこれをつくることにします。
今回作るエフェクターは...
EQD Disaster Transport Jr
現行品はEQD Disaster Transport SRというやつ。
Disaster Transport Delayってのもあるみたいです。ちなみにSRは「シニア」JRは「ジュニア」らしいっすわ。
早速試奏動画見るで!
なかなか良い、TONEノブが面白そうですな。ディレイって音色は調整できないやつがほとんどなのに、この発想はEQDならではって感じがしますね。タイムも625msまであるし結構使えそう!
タイトルにエコーって書いてんのにディレイ?って思うかもしれませんが、このエフェクターはテープエコーのような音を目指して作られたようで、ディレイとはまた一味違う感じなのでエコーって書かせてもらいました。
現行品はコーラスまで一緒になってるみたいなんでそっちも面白そうではあるけどデカいのが難点...
それじゃ早速回路図を!
海外サイトのPedalPCBから拝借しました。
ディレイエフェクトを構成する部分にPT2399というICが使われています。これはデジタルディレイICでディレイ自作ではよく見かけます。このICで作られたディレイ音に味付けを加えてテープエコーのような音を作り出してるんです。
IC3の78L05っていうのは三端子レギュレーターです。PT2399は5V動作なので通常の9Vから電圧を下げないと壊れます。きっちり5Vを出すためにレギュレーターを使用してます。ちなみにPT2399を使用する自作エフェクターにはほとんどセットで使われてます。
PT2399は足が16本もあるICなんで今回はユニバーサル基板では厳しそうですな...
リピートさせた音にフィルターを入れて高音を調整することでエコー感を出してるんですかね。
それじゃ早速次行きましょ!
次はレイアウト!
PDFはこちらからダウンロード可能
https://drive.google.com/file/d/10ROuWMFWaYEiahvbrvMe-eIu-A457jeC/view?usp=sharing
キッツキツですわ!(笑)
配線やポットの配置なんかにも考慮してレイアウト作ったんですけどキツいですねぇ...
今回はPtoP配線では作りたくない...絶対に間違える自信があるし...
回路図と若干異なるのは9V電源(赤ライン)のパスコンを220uFにしてます。ホントは100uF×2個なんですがスペースの問題でこんな形になってます。あとはいつも通りLED電源も基板に収めてるので配線が楽、ポットも足付けて基板に直接配線できるようになってます。
スイッチはいつも通りトゥルーバイパス配線です。EQDでもDisaster Transport JRではこの配線を採用してるみたい。
続いて部品一覧~
今回は多いすね~、自作エフェクターの中でも歪み系以外ってのは結構部品点数が多いんですよね。買い間違いがないように注意せねば...
PT2399のソケットは16PINなので間違えないように。
さて、ここまでで一通りそろったので次は製作編で。
ではまたまた~
※5/22レイアウトを一部修正しました