前回のつづき
さて、早速実験をしていきましょ。
ブレッドボードで実験!
そもそもブレッドボードて何に使うん?って思ってる人は多いんじゃないでしょうか。実は私も敬遠してて使い始めたのはここ1年ほどなんですよ。
まずはブレッドボードでの実験に必要な道具確認しましょ!
最初はもちろんブレッドボード。
色んなタイプのヤツが出てますが、メーカーによっていろいろ仕様が違います。
自分のお気に入りなヤツ選べますよ~
そんでもってジャンパーです。
これだけ揃えればとりあえず動きます。
では使い方を。
私が使ってるブレッドボードはこんなヤツなんですが超激安品です。
ブレッドボードには穴が多数空いてますが、この穴は内部で繋がってます。
穴に部品を差し込むと結線されて信号が流せる状態になります。
私が買った特価ブレッドボードは少し特殊だったんですが、内部の導通する箇所はこんな感じ。
メーカーによって多少異なりますが、端の列は横方向に繋がってます。
そして真ん中の列は上下に分かれて縦に繋がっています。
ブレッドボードは線で描いてある穴同士が繋がっています。
この穴に部品を挿してつなげることによって回路を形成するわけです。
中央の溝部分は導通していないのでここにICなどを入れて実験していくのです。
物理的に届かない部分であればジャンパーワイヤを繋げればいいだけなので楽ですよ。
そんなに難しくないのでぜひやってみて欲しいですが、複雑過ぎる回路だと穴が足りなかったり、簡単すぎる回路だとそもそもブレッドボードを使わない方が楽だったりするのでこれを使うのは場合によりけりって感じです。
それではさっそく実験!
ブレッドボードが苦手な私、配線汚いけど...まぁ鳴ればいいよね~ってな感じでブレッドボードに回路を組んだのは良いんですが...
なぜか歪む...
むぅ…なぜだ…君はなぜ歪むんだ…
— ルートワンの三線弾く人 (@ORIENT_Gt) 2020年9月23日
もうちょっとなのに… pic.twitter.com/yN7w3UZ3ow
さてなぜでしょう?ってな感じで1ヶ月悩みましたよ。
ディレイ音だけ歪むのでどうやらバッファーで分配してからディレイICに入力されるまでの間に問題が起きているようだ。
色々部品をとっかえひっかえしてようやく判明。
やはりバッファー回路とディレイ回路を繋ぐ部分に問題があったようで、
たった1本の10KΩ抵抗器ですべてが解決してしまったよ...
さて、時間は掛かりましたが、なんとか全部のポットが正常に動作するかを確認しました。
次はこれを元にしてレイアウトを製作していきましょう。
レイアウトはこれ!
PDFはこちらからダウンロード可能
https://drive.google.com/file/d/1USCQ8-y_VyVddJrnnbSCw7GPXjIqVlj3/view?usp=sharing
割と小さくできました。今回も1590Bに収まるように製作します。
いつも通りポットも直配線できる仕様になってますよ~
本家のClari(not)Cleanには無いスイッチを一つ追加しました。
左下のOcs SWってヤツです。
これはFeedbackツマミを強制的に最大にしてしまうスイッチになります。
そうすることで内部でDelay音がフィードバックを起こし、発振するという仕組みですわ。
このスイッチにモーメンタリスイッチを接続すれば、押している間だけ発振なんてことも可能です。
まぁ、面白そうだから付けただけなんで「そんなんいらん!」って人は無視してください。
部品一覧でっせ~
今回は特に手に入りにくい部品もないし大丈夫でしょう。
オプトカプラは販売されてるやつでも自作してもOK。
オプトカプラならVTL5C4とかで大丈夫でしょう。少々お高いですけどね...
オプトカプラの自作方法は過去の記事を参考にしてくださいな。
一応、LEDの色は「白」って指定があります。多分CdSセルの反応に影響するんだと思われるので一応「白」の超高輝度なんかを使用するとよいと思います。
今回も抵抗器はすべてカーボン抵抗です。
というか、ここまで変態なエフェクターですから金属皮膜抵抗使おうが、オーディオ用コンデンサを使おうが多分変わりません。
音がグッチャグチャになるんでぶっちゃけ聞き分けれないと思いますし、こだわる必要はないと思いますよ。
今回はここまで。
次回、製作編!
ついにあの狂気が完成する!
それでは、また会おう!