前回の続き
前回から結構時間が経過してしまいました...
やる気はあるんですけど仕事とかバタバタしててね。
それじゃさっそく作っていきましょ!
基板製作!
過去記事EQD Disaster Transport JRで基板を製作したときに一緒に基板製作してたんで楽勝です。
ササっと部品を付けてはんだ付けして基板完成!
今回の基板は3PDTスイッチも基板に直接はんだ付けできるようになってるんで楽。
スイッチをケースに固定するだけで基板も固定できるしなんともお手軽ですな。
今回の回路で一番重要な部品といえば、オクターブ部分の2N3906。
これは変えない方がいいです。
トランジスタには直流電流増幅率(hFE)ってのがありますけどこの回路だとなるべく低い方がエフェクトの掛かりが良いみたいです。
2N3906はhFE:30~300ですが、同じPNP接合トランジスタでも2SA1015GRはhFE:200~400となってます。効果的にオクターブを得るなら2N3906を使用することをオススメします。2SA1015YならhFE:120~240なのでいけるかも?
ってことで実際に2N3906と2SA1015Yを入れ替えてみると若干の差はありますけどちゃんとオクターブ効果があります。
あ、でも2SA1015Yだと足の配置が違うんでパターン変えないといけないので、そこは間違えないように!
とりあえず音出しのチェックを~
しっかりとオクターブ効果が出てますね。低音側や複数弦弾くと歪みますけどこれは仕方ないみたいですね。本家の動画で何度も確認しましたけど同じでした。
詳しい話は最後にしましょ。
ケース塗装するで!
今回はラップ塗装もどきです。
あくまで”もどき”なので、手間を省きたかったんですわ。
Tentacleっぽく緑と黄色で~
塗装自体は過去記事BOSS OD-1の時と一緒です。
やすりがけ、メタルプライマーまではいつもの通り。
次に好みの下地の色を吹き付けます。TAMIYA製のプラモ用が使いやすいですよ~
タミヤ ポリカーボネートスプレー No.08 PS-8 ライトグリーン 86008
この時に下地の色を完全に乾燥させましょう。
ラッカー系塗料使うんでやり方によっては下地の色が溶けたりします。
なるべく溶けないようにしっかり乾燥させましょう。
その次にラップ塗装で入れたい色をくしゃくしゃにしたラップに吹きます。
それをケースにポンポンポン...
あとはトップを吹き付けて完成です。
私が使ってるトップコートはこれ
ホルツ 上塗り塗料 クリアペイント A-4 300ml Holts MH11604
【本来のラップ塗装は...】
①下地色(黒)吹き付け
②メタリックシルバー料をラップでポンポン
③トップ吹き付け
④水研ぎ
⑤キャンディーカラー吹き付け
すれば完成なんですけど、今回はめんどくさいんでポンポンだけしてトップを吹いてます。
本来のラップ塗装についてはまたの機会に説明しましょか。
組み込み!
ここはササっといきましょ。
こんな感じで完成!中はジャック周りがキツキツです...
なかなか良い感じですな~
ではでは音を確認...
ノイズは多いけど歪みと合わせると気持ちいいオクターブ音が聞こえますね。
ただし低音が結構削られて聞こえるのが気になるけど、常時ONなエフェクターでもないし気にならないかな?
このエフェクターは歪みの前段に繋いで鳴らすのがセオリーですな。
元になったGreenRingerなんかはギターに直接挿すやつだったし(笑)
今回は1590Aの小さい筐体に入れたけど1590Bでも問題ないっす。
好きなケースに入れちゃってくださいな。
一応、私が試し弾きした動画でもどうぞ
オクターブ自作!
— ルートワンの三線弾く人 (@ORIENT_Gt) 2020年6月3日
だが使う予定は無い…https://t.co/C0ZXz4e33q#自作エフェクター #Tentacle pic.twitter.com/Mkd6Jagm7e
今回はここで完結です。
作りたい欲はあるんで製作予定がすでに3台以上溜まってますよ...
部品なんかも揃ってたりするから早めに消化せねば!
さて、次は何をつくろうか...
ではでは~